言葉ある風景 (祥伝社黄金文庫)価格: 600円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2
言語論+言語雑学書のような感じだ。
文は読みやすく、言葉の変化についても中立的・寛容(だが良い言葉は残すべき)な立場にたっているのでそれほどストレス無く読むことができるだろう。
第二章までは、名句・格言の選別センスの良さと解説及び展開の仕方が素晴らしい。
三章以降も「へぇ?」と思うこともあって面白いが、テーマが江戸期の芸術・外来語についてといった限定的なものになり、それに伴い説明が冗長になっている。
自分は興味が無いのですこし飛ばし飛ばし読んだ。
二章までなら文句なく満点